【洋書】今までに読んだペーパーバックを履歴と記憶をもとにひたすら書き記してみるよ

今までに読んだペーパーバックを履歴と記憶をもとにひたすら書き記してみた

その昔。

子どもに英語の絵本を読む(見せる?)タイミングで「そうだ、自分も英語を読んでみよう!」と思い立ったのが、洋書への入口。

読んだ本の感想をブログに記していたのですが、40代半ばで老眼になったあたりから読書がしんどくなり中断。更新できないブログをそのままにしておくのも気持ち悪くって、思い切ってブログを削除(←のちに大後悔!)

せめてデータくらい手元に残しておけばよかったものを、すべてをキレイさっぱり消し去ってしまったものですから、何を読んでいたのかさえほとんど覚えておらず……。

老眼がやっと落ち着いて来たので、もういちど読書でも始めようかな、と思ってみたものの記録が残っていない。

あれこれ探してAmazon.co.jpの購入履歴に書名が少しだけ残っているのを発見しました。

書店で直接買った洋書もたくさんあるので、すべてを網羅できたわけではありませんが、履歴をもとにとりあえず読んだ本をリストアップしてみました。

自分用の備忘録でもあるので、他の方が見て面白いものではないかもしれませんが、もしも気が向いたらご覧下さい。

なお、洋書を読み始めた初期の頃の作品はここには掲載されていません。薄い絵本と児童書の中間のような本を書店で実際に手にとりながら選んでいたので、Amazon.co.jpの購入履歴には残ってなかったのです(涙)

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今までに読んだ洋書

下へ行くほど時期が新しくなります。

ボブ・グリーン

0345353943Be True to Your School
Bob Green
Ballantine Books
1988-05-12

アメリカのコラムニストのボブ・グリーンが高校時代の日記を物語仕立てたもの。今は入手困難なようだが、とても素直な英語で読みやすかった。

フィリップ・プルマン

0590129988Clockwork: Or All Wound Up
Philip Pullman,Leonid Gore
Scholastic Paperbacks
1998-10
Ages 9-12
Lexile指数 900L

ライラの冒険シリーズで有名なフィリップ・プルマンの作品。

購入履歴にはなかったけれど、同じ作者のThe Golden CompassThe Subtle KnifeThe Amber Sypglassもどこかのタイミングで読んでいたはず。

シャロン・クリーチ

0064405176Walk Two Moons
Sharon Creech
HarperCollins
2011-12-27
Ages 9-12
Lexile指数 770L

ニューベリー賞受賞作ということで読み始めたが、家族愛をからめての少女の成長物語は、個人的にはあまり好きなテーマではなかった。

ジェリー・スピネッリ

Wringer (Trophy Newbery)
Jerry Spinelli
HarperCollins
1998-07-16
Ages 9-12
Lexile指数 690L

当初は何を読んだら良いかわからず「児童書ならニューベリーでしょ」ということでチョイスしたがこちらも重めの作品だった。それでも「wringer」という単語の意味だけはしっかりと覚えた。

C.P. カーティス

The Watsons Go to Birmingham–1963
Christopher Paul Curtis
Yearling
1997-09-08
Ages ヤングアダルト
Lexile指数 920L

ニューベリー銀賞受賞作品。人種差別問題が根底に流れる作品。ニューベリー賞の作品は自分には向いていないんじゃないかと気付き始めたのはこのあたりから。以降、エンタメ色の強い作品を読むようになる。

オグ・マンディーノ

0449911500The Twelfth Angel
Og Mandino
Ballantine Books
1996-08-27

「十二番目の天使」のタイトルで翻訳も出たので知っている人もいるかと思う。絶望のどん底に落ちた男の再生の物語でとにかく感動がてんこ盛り。

ロバート・マキャモン

0671743058Boy’s Life
Robert McCammon
Pocket Books
1992-05-01
Lexile指数 780L

この本との出会いがなかったら、ここまで洋書を読み続けることはなかったろと思うくらいに大好きな作品。青春物語の雰囲気をたたえつつ、ホラーと幻想が入り混じるという私の好みの展開に、興奮が抑えきれなかった作品でもある。

この他にSwan SongGone Southも読了。

R.D. ウィングフィールド

0553571672Night Frost
R.D. Wingfield
Crimeline
1995-05-01

翻訳の「フロスト警部」のシリーズが大好きだった流れから手にとった作品。フロスト警部シリーズは、原作が出てから翻訳されるまでにかなりのブランクがあるので「原書が読めて良かった!」とこの時はじめて実感した。

この他にHard FrostWinter Frostも読了。

ロバート・マキャモン

0671743074Gone South
Robert McCammon
Pocket Books
1993-08-01

Boy’s Lifeと同じ作者による作品。Boy’s Lifeのような幻想味はなかったが、読後感の良い爽やかな作品。

アン・タイラー

0425092917The Accidental Tourist
Anne Tyler
Berkley
1986-09-01

あ、あれ? 読み切った記憶が……ない。

J.K. ローリング

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
J.K. Rowling
Scholastic Paperbacks
2001-09-11
Ages 9-12
Lexile指数 880L

ハリー・ポッターシリーズの3作目。1作目、2作目も確かに読んでいるはずなんだけど、Amazon.co.jpでは買ってなかったようで、購入履歴に残ってたのはこの作品のみ。

リチャード・ポール・エバンス

The Christmas Box Collection
Richard Paul Evans
Pocket Books
1998-10-01

装丁はかなり好みのデザインだったのだけれども、中身は好みではなかった。そういうこともあるよね(笑)

ジョー R. ランズデール

0446677922The Bottoms
Joe R. Lansdale
Mysterious Press
2001-09-01

アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。老人ホームで寝たきりの毎日をすごす老人の「私」が子どもの頃を回顧する形で物語りは進行する。英語が上手く理解できなかったためか、ひたすら暗くて怖かったイメージが残ってるんだけど……。

トマス H. クック

0553580671Places in the Dark
Thomas H. Cook
Bantam
2001-02-27

トマス H. クックはやっぱり読ませるな、と大納得した作品。だけど、履歴には残っていなかったけどBreakheart Hillのほうが好きだった。

コニー・ウィルス

Passage
Connie Willis
Bantam
2002-01-02

臨死体験の謎にせまるSF作品。ラストはそこしか持っていきようながなかったのかもしれないが、なんとなくすっきりしなかった。ものすごく長い作品だったので、爽快感が欲しかったんだよね。

ダニエル・ウォレス

Big Fish
Daniel Wallace
Penguin Books
1999-11-01

「ビッグ・フィッシュ」のタイトルでティム・バートン監督によって映画化もされた作品。死が目前にせまった父の嘘とも本当ともつかない子どもの頃の数々の逸話。父と息子の絆の物語。とかく暗くなりがちなテーマなのに、爽やかな感動でそれらを見事に吹き飛ばしている。

レイ・ブラッドベリ

0553277537Dandelion Wine (Grand Master Editions)
Ray Bradbury
Spectra
1985-04-01
Lexile指数 880L

ブラッドベリの1冊くらい読んでおかないとね、ってことでチョイスしたのだけど私には合わなかった。

ホーマー・ヒッカム

0440235502October Sky
Homer Hickam
Dell
1999-02-16
Lexile指数 900L

大好きな作品! 1960年代のアメリカの炭鉱町で、ロケット作りに挑戦する少年たちの夢と感動のお話。

カズオ・イシグロ

Lexile指数 1030L

安心して読める美しい文章が印象的なカズオ・イシグロの作品。それでも今作では上海の混沌とした現実と、次第に曖昧になっていく幻想との境界線があまりにも不確かなものだから、私の英語力ではちょっと苦しかったか。

R.J. ウィングフィールド

0552147788Winter Frost (DI Jack Frost)
R.D. Wingfield
Corgi
2004-01-20

大好きなフロスト警部シリーズ。どこがどうってわけでもないのだけれども、なぜか読み始めるとやめられない魅力がある。

ロバート B. パーカー

0425177068Family Honor (Sunny Randall)
Robert B. Parker
G.P. Putnam’s Sons
2000-11-07

ロバート B. パーカーの英語は簡単で、それなのにしっかりとしたストーリーで読ませる作品ぞろいなのがうれしい。この他にもEarly AutumnThe Godwulf Manuscriptを読んでいたと思う、確か。

ロバート R. マキャモン

1880216620Speaks the Nightbird
Robert R. McCammon
Elliott & Clark Pub
2002-09

マキャモンが大好きすぎて、発売とほぼ同時にハードカバーで購入したら、日本ではちょっとお目にかかれないくらいの分厚さ&重さの本か届いてしまった。ストーリーは面白かったのに、本の重さゆえに読む場所が超限定されてしまって、結局最後までたどり着けなかった心残りいっぱいの作品。

今ならKindleもあるから、もう一度挑戦してみようかなぁ。

ジョナサン・トロッパー

0385338104The Book of Joe: A Novel
Jonathan Tropper
Bantam
2005-01-25

ここにジョナサン・トロッパーがあるってことは、同じ作者による私の大好きな作品Plan Bはどうやら書店で購入していたらしい。Plan Bが良かったので、The Book of Joeを購入したのだけれども、これはあまりはまらなかったなぁ。ミステリーに偏っていた時期だったからかもしれないけれど。

トレントン・リー・スチュワート

The Mysterious Benedict Society
Trenton Lee Stewart
Little, Brown Books for Young Readers
2008-04-01
Ages 9-12
Lexile指数 900L

児童書と思って読み始めると、思いのほか英語が難しい。けど面白かった! Gifted Childと呼ばれる天才児たちの冒険と活躍が楽しいシリーズ第1作目。

スペンサー・クイン

Dog on It
Spencer Quinn
Atria Book
2009-09-29

名犬チェットと探偵バーニーシリーズ第1作目。警察犬訓練所を落ちこぼれてしまった大型犬チェットの犬視点で描かれた物語。どこかお間抜けだけど一生懸命なチェットがとにかく可愛い♪

ダイアン・セッターフィールド

0743298039The Thirteenth Tale
Diane Setterfield
Washington Square Press
2007-10-09
Lexile指数 840L

きちんと張り巡らされた伏線、結末での「やられた!」の驚き。ミステリーとしても最高なのだけれども、何よりも物語全体を流れる怪しくも静寂に満ちた独特の雰囲気にすっかりはまった作品。

履歴にはないけど記憶にあった本

C.S. ルイス

0060598247The Chronicles of Narnia: 7 Books in 1 Hardcover
C. S. Lewis,Pauline Baynes
HarperCollins
2004-10-26
Ages 9-12

児童書ならナルニアでしょ、と思いまとめ買いをしたものの、3作目あたりで挫折。大人になってからこの世界観に入り込むのは難しかった。当時はそれなりの値段だったけれど、今ならkindleで格安で購入できるようで、時代の流れを感じる。

A.A ミルン

Winnie the Pooh
A.A. Milne
Reclam Philipp Jun.
1988-01
Lexile指数 790L

プーさんにほっこり癒やされながら楽しめた本。

ルイス・サッカー

0440414806Holes
Louis Sachar
Yearling
2000-05-09
Ages 9-12
Lexile指数 660L

児童書でありながら、大人が読んでも十分に……というか、下手な大人向けの本よりも数倍面白い作品。

今でこそ、洋書入門の本としてすっかり有名になったが、私が読んだ当初はそれほど話題になっていなかった。その後ジワジワと来るにつれ、自分だけの宝物がどんどんメジャーになってしまうのが、うれしくもあり寂しくもあった(笑)

ポール・オースター

Mr Vertigo
Paul Auster
Faber & Faber
2006-01-01

柴田元幸さんの訳すポール・オースターの作品が大好きで「よしっ、英語で読むぞ!」と気合い十分でのぞんだ本。でも期待ほどではなかった。自分の英語力が追いついていないというのもあったと思うのだけれども、オースターは初期の頃のほうがダンゼン面白かった。

ケン・フォレット

0451224469World Without End
Ken Follett
Penguin Books
2008-09-30

1040ページにも及ぶ大長編で「絶対に手を出しちゃいけない」という自分と「どこまで読めるか挑戦してみようよ」とささやく自分との葛藤の末に手にした作品。

12世紀のイングランドを舞台にした大河ドラマのような壮大な話。これだけの長さがありながら、最後まで読ませるストーリー展開で無事読了。こんなに長い作品でも読めるんだ!と自信につながった1冊でもある。

ちなみに本書の語数は447,000語。「多読」とやらを意識して洋書を読みはじめたわけではないのだけれども、多読の目標語数は100万語らしいので、この1冊だけで目標の半分近くに到達することになる。

在庫切れ、絶版の本について

履歴をもとに、当時購入をした洋書へのリンクをそのまま張っているので、せっかくクリックしていただいても、在庫切れや絶版で入手困難なものが多数あるかと思います。

そんな時は。

PCの場合

「その他の形式およびエディションを表示する」をクリックします。

こんな感じの画面があらわれるので、Amazon.co.jp価格が掲載されている中から好みのものを選んで下さい。

モバイルの場合

「形式」の部分をタップします。

選択画面があらわれるので、PCの時と同じく好みの形式を選びます。

ハードカバーだけでなく、ペーパーバックですら購入できない作品もありますが、大抵の場合はKindle版が用意されていますので、電子書籍に抵抗がなければKindle版をオススメします。

わからない単語も長押しするだけで辞書が立ち上がってくれので、とっても便利ですよ♪

まとめ

取りこぼしがまだたくさんあるような気がするのですが、とりあえずはこの辺が限界ですね。
(~_~;)

また思いついた時に追記します。

対象年齢はネイティブのお子さんを基準にしたものです。英文の難易度を知るには、単語数や難易度などを総合的に数値化したLexile指数がおすすめです。
Lexile指数とは?

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