ディズニーキャラクターとしてすっかり有名になったクマのプーさんですが、元々はA.A.ミルンが、息子のクリストファー・ロビン(作中にも登場しますね)のために書いた作品です。
ディズニー版と区別するために、オリジナル版を「クラシック・プー」と呼ぶことがあります。また表記もオリジナル版は「クマのプーさん」、ディズニー版は「くまのプーさん」とひらがな・カタカナで使い分けをしています。
オリジナル版の挿絵は画家であるE.H.シェパードが手がけていて、素朴でどことなく繊細なプーさんの姿は、ディズニー版とはかなり雰囲気が異なっています。
クマのプーさんの作品集
Lexile指数 700L-795L
1926年に出版。プーさんと森の仲間たちの10のエピソードからなる作品。
翻訳「クマのプーさん」
Lexile指数 800L-895L
1928年出版。「Winnie the Pooh」と同じく10のエピソードからなる作品。
翻訳「プー横丁にたった家」
Lexile指数 900L-995L
原作の出版から約80年ぶりとなる続編。ストーリーは英国の脚本家デービッド・ベネディクトゥスが担当。挿絵はイラストレーターのマーク・バージェス。
翻訳「プーさんの森にかえる」
A.A.ミルンによるクリストファー・ロビンのための童謡集(詩集)
1924年に刊行された童謡集(詩集)。当時3歳だったクリストファー・ロビンのために作った作品で、44編がおさめられています。
翻訳「クリストファー・ロビンのうた」
1927年に出版。ミルンの第2童謡集。童謡35編がおさめられています。プーやピグレットも登場しています。
翻訳「ぼくたちは六歳」
その他
「Winnie-the Pooh」と「The House at Pooh Corner」の2作品をおさめた復刻版。どっしりと存在感のある装丁に豊富なカラーの挿絵。作品を読むのはもちろん、コレクションとして手元に置いておきたくなる1冊です。
6冊からなる小ぶりのブックセット。
プーさんと森の仲間たちと一緒に覚えるABCと123。