かわうその子どもが主人公の絵本「Oscar Otter」

ナサニエル・ベンチリー(Nathaniel Benchley)がえがく、すべり台で遊ぶのが大好きなかわうそオスカーの絵本です。Frog and Toadシリーズで有名なアーノルド・ローベル(Arnold Lobel)がイラストを担当しています。

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かわうそオスカー

英語の絵本

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Oscar Otter (I Can Read Book 1)

Nathaniel Benchley,Arnold Lobel
HarperCollins
1980-10-08
Ages 4-8
Lexile指数 100L-195L

山のてっぺんから池へと続く長いすべり台を作ろうとするオスカーに、お父さんは池から離れると敵に見つかった時に危ないと注意します。けれど、オスカーはお父さんの言うことをきかずにすべり台をつくります。

そんなオスカーをねらうキツネが。

そしてそのキツネをねらうオオカミが。

さらにそのオオカミをねらう動物もいて……。

物語のテンポがとてもよくて、オスカーと一緒にワクワクしたり、ハラハラしたり、ほっこりしたりと、少ない語数の簡単な言葉で書かれているとは思えないほど、物語の中にすいっと引き込まれてしまいます。

余談ですが。

すべり台を楽しむオスカーを見ていたら「流しかわうそ」で話題になった動物園のコツメカワウソのことをちょっぴり思い出しました。

どうやらカワウソには、すべったり、流れたりする姿がぴったりみたいです。

ちなみにカワウソは英語で「Otter」。コツメカワウソは「Asian Small-clawed Otter」「Small-clawed Otter」などと呼ばれています。

そ、そのまんま!?

動物の英語名と日本語名って、かなり違うことがあるのですが、コツメカワウソの場合はほぼそのまま和訳した名前なんですね。

絵本

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かわうそオスカーのすべりだい

ナサニエル・ベンチリー,アーノルド・ローベル,小宮 由
好学社
2015-05-25

1ページの文章が少なめで、リズミカルに展開していくストーリーは次々とページをめくりたくなるおもしろさ。 読み聞かせや、自分でお話を読めるようになった子にもぴったりの絵本です。

対象年齢はネイティブのお子さんを基準にしたものです。英文の難易度を知るには、単語数や難易度などを総合的に数値化したLexile指数がおすすめです。
Lexile指数とは?

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